吐き気
吐き気は、胃の不快感やむかつき、嘔吐したいという感覚を指します。短時間でおさまる場合もあれば、何度も繰り返したり、日常生活に支障をきたす場合もあります。原因が多岐にわたるため、的確な診断が大切です。
フローラ太田小通りクリニックでは、内科・泌尿器科・整形外科の医師が連携し、吐き気の背景にある病態を丁寧に評価し、必要な検査と治療を行っています。
吐き気の原因
吐き気は、身体のさまざまな状態や疾患によって引き起こされる症状です。以下のような要因が代表的です。
1. 胃腸の異常
- 胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎
- 食中毒、感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)
- 過食や脂っこい食事
2. 脳・神経系の異常
- 片頭痛
- 脳出血や脳腫瘍(稀に)
- 乗り物酔い(前庭の刺激)
3. 内科的要因
- 低血糖
- 腎機能障害や肝機能障害
- ホルモンバランスの変化(妊娠初期、更年期など)
4. 薬の副作用
- 抗生物質、鎮痛薬、抗がん剤など
5. 心因性
- ストレスや不安、パニック障害
吐き気によって関連する病気
吐き気は、以下のような病気の一部として現れることがあります。
- 急性胃腸炎:ウイルスや細菌による感染
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍:胃酸による粘膜の損傷
- 胆石症:右上腹部の痛みとともに吐き気が出る
- 尿毒症:腎臓機能が落ちた際の症状
- 片頭痛:ズキズキする頭痛と同時に吐き気が出る
吐き気の処置や治療法
当院では、以下の流れで診療・処置を行っています。
1. 問診と診察
- 吐き気の発症時期、きっかけ、持続時間、嘔吐の有無を確認
- 食事の内容、ストレスの有無、薬の使用歴も確認
2. 検査
- 血液検査(肝機能・腎機能・電解質など)
- 胃部レントゲン、内視鏡検査(必要時)
- 尿検査(感染症や代謝異常の評価)
3. 治療
- 胃炎・胃潰瘍・・胃酸抑制薬(PPI)や粘膜保護剤
- 感染症・・整腸剤、補液、抗生物質(場合により)
- 妊娠初期のつわり・・ビタミンB6などの支持療法
- 心因性・・漢方薬や自律神経調整薬など
また、日常生活で気をつけていただきたいこともあります:
- 食事は少量ずつ、頻回にとる
- 強いにおいや刺激物を避ける
- 水分補給をこまめに行う(特に嘔吐時)
吐き気についてのよくある質問
Q1. 吐き気があっても食事をとったほうがいいですか?
A1. 無理に食べる必要はありませんが、水分はしっかり摂りましょう。症状が落ち着いてからおかゆやうどんなどの消化の良いものを試してみてください。
Q2. 頭痛と一緒に吐き気があります。受診すべきですか?
A2. はい。片頭痛や脳の病気のサインの可能性もあるため、早めの診察をおすすめします。
Q3. 薬の副作用で気持ちが悪くなります。どうすれば?
A3. 副作用の可能性があるため、服用を中止せず一度ご相談ください。薬の変更や制吐薬の追加を検討します。
Q4. 何科を受診したら良いですか?
A4. 吐き気の原因によって異なりますが、まずは内科で総合的に判断することをおすすめします。当院では複数の診療科が連携しています。
院長より
吐き気は、体調不良のサインとして最初に現れることの多い症状です。その原因は多様で、自己判断ではなかなか難しいのが実情です。
フローラ太田小通りクリニックでは、生活習慣や背景疾患、心理的ストレスまでを視野に入れて、患者さん一人ひとりに寄り添った診療を心がけています。
気になる症状が続くときは、無理せずご相談ください。

