肺塞栓症
肺塞栓症は、肺の血管が血栓などによって詰まってしまう病気です。血液の流れが滞ることで、呼吸困難や胸痛といった症状が現れ、重症化すると命に関わることもあります。早期発見と適切な治療が非常に重要です。
フローラ太田小通りクリニックでは、内科専門医が肺塞栓症の診断と治療にあたっています。呼吸困難や胸痛といった症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。当院では、患者さんの状態に合わせて、適切な検査と治療をご提供いたします。
肺塞栓症の症状について
肺塞栓症の主な症状は以下の通りです。
- 呼吸困難・・突然息苦しくなる、呼吸が速くなる
- 胸痛・・胸の痛み、圧迫感
- 咳・・咳が出る、血痰が出る場合も
- 動悸・・心臓がドキドキする
- 失神・・意識を失う
これらの症状は、肺塞栓症の程度や血栓の大きさ、場所によって異なります。軽症の場合は、呼吸困難や胸痛が軽い程度で済むこともありますが、重症の場合は、呼吸困難が強く、意識を失うこともあります。また、肺塞栓症の症状は、他の呼吸器疾患や心臓疾患と似ている場合もあるため、注意が必要です。
特に、下記のような方は肺塞栓症のリスクが高いと言われています。
- 手術後の方
- 長期臥床の方
- 悪性腫瘍をお持ちの方
- 経口避妊薬を使用している方
- 妊娠中、または出産直後の方
上記に当てはまる方は、特に注意が必要です。少しでも気になる症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
肺塞栓症の原因について
肺塞栓症の主な原因は、足などの静脈にできた血栓が、血流に乗って肺の血管に流れ込み、詰まってしまうことです。この血栓は、深部静脈血栓症と呼ばれる病気によって形成されることが多いです。
深部静脈血栓症は、長時間同じ姿勢でいたり、手術後などで体を動かせない状態が続いたりすることで、血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなることが原因で起こります。その他にも、悪性腫瘍、経口避妊薬の使用、妊娠なども、血栓ができやすくなるリスク因子となります。
また、まれに、脂肪や空気、腫瘍などが血栓の代わりに肺の血管を詰まらせることもあります。
肺塞栓症の種類について
肺塞栓症は、血栓の大きさや詰まる場所によって、症状の程度や治療法が異なります。一般的に、以下のように分類されます。
- 急性肺塞栓症・・突然発症し、重症化しやすい
- 慢性肺塞栓症・・徐々に症状が現れ、慢性的な呼吸困難を引き起こす
- 大量肺塞栓症・・肺の主要な血管が詰まり、血圧低下やショック状態になる
- 亜区域性肺塞栓症・・肺の末梢の血管が詰まり、症状が軽い場合が多い
当院では、患者さんの状態に合わせて、適切な検査を行い、肺塞栓症の種類を特定し、最適な治療法をご提案いたします。
肺塞栓症の治療法について
肺塞栓症の治療は、血栓を取り除く、または血栓が大きくならないようにすることが目的です。主な治療法としては、以下のものがあります。
- 抗凝固療法・・血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を使用し、血栓の拡大を防ぎ、新たな血栓ができるのを予防します。
- 血栓溶解療法・・血栓を溶かす薬(血栓溶解薬)を使用し、詰まった血管を再開通させます。
- カテーテル治療・・カテーテルという細い管を血管に挿入し、血栓を直接取り除きます。
- 外科手術・・血栓を手術で取り除きます。
治療法は、肺塞栓症の種類や重症度、患者さんの状態によって異なります。抗凝固療法は、肺塞栓症の基本的な治療法であり、ほとんどの患者さんに適用されます。血栓溶解療法は、重症の肺塞栓症に対して行われることが多いです。カテーテル治療や外科手術は、血栓溶解療法が効果がない場合や、禁忌である場合に行われます。
フローラ太田小通りクリニックでは、患者さんの状態を総合的に判断し、最適な治療法をご提案いたします。また、治療後の再発予防にも力を入れており、生活習慣の改善や、抗凝固薬の継続服用など、患者さんに合わせた指導を行っています。
よくある質問
Q1. 肺塞栓症は遺伝しますか?
A1. 肺塞栓症自体は遺伝しませんが、血栓ができやすい体質が遺伝することがあります。ご家族に血栓症の既往がある場合は、注意が必要です。
Q2. 肺塞栓症は再発しますか?
A2. 肺塞栓症は、適切な治療を行っても再発する可能性があります。再発予防のためには、抗凝固薬の継続服用や、生活習慣の改善が重要です。
Q3. 肺塞栓症の予防法はありますか?
A3. 肺塞栓症の予防には、以下のことが有効です。
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 水分を十分に摂取する
- 適度な運動をする
- 弾性ストッキングを着用する
- 禁煙する
院長より
肺塞栓症は、早期発見と適切な治療が非常に重要な病気です。当院では、呼吸器内科専門医として、患者さんの症状を丁寧に伺い、必要な検査を行い、正確な診断と最適な治療をご提供いたします。
肺塞栓症は、重症化すると命に関わることもありますが、早期に治療を開始すれば、多くの場合、良好な経過をたどることができます。呼吸困難や胸痛といった症状でお困りの方は、ご遠慮なく当院にご相談ください。地域の皆様の健康を守るため、スタッフ一同、親身になってサポートさせていただきます。
当院は、整形外科を受診した日に一緒に内科、泌尿器科も受診できるので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

