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脱水症状

「喉が乾いて力が入らない」「めまいがしてフラフラする」「尿の量が少なくなっている」――そんな体調の変化、もしかすると脱水症状かもしれません。

特に高齢者や小さなお子さん、持病のある方にとって、**脱水症状は命に関わる重大なサインになることもあります。**また、夏場だけでなく冬の乾燥した季節や、感染症による下痢・嘔吐のあとなどにも注意が必要です。

フローラ太田小通りクリニック(埼玉県さいたま市岩槻区仲町1-12-27)では、脱水症状の早期発見と治療、再発防止の生活指導まで丁寧に対応しています。

脱水症状とは

脱水症状とは、体の中の水分と電解質(ナトリウムやカリウムなどのミネラル)が失われて、体内のバランスが崩れてしまっている状態のことを指します。

人間の体は、体重の約60%が水分で構成されています。そのうちのわずか数%が失われるだけで、頭痛・倦怠感・血圧低下・意識障害などさまざまな不調が起こる可能性があります。

脱水の原因

脱水症状は、以下のようなさまざまな理由で起こります。

1. 水分摂取の不足

  • 高齢者の飲水量不足(喉の渇きの感覚が鈍くなる)

  • 意識障害や寝たきりによる摂取困難

  • 食欲低下による水分摂取量の減少

2. 水分の喪失

  • 発熱、発汗(熱中症)

  • 下痢・嘔吐(感染性胃腸炎や食あたり)

  • 利尿剤や糖尿病による多尿

  • 呼吸器感染症(呼気中の水分増加)

3. 電解質バランスの乱れ

  • ナトリウムやカリウムの異常

  • 糖尿病性ケトアシドーシスなどの代謝性疾患

脱水症状のサイン(自覚症状)

以下のような症状があるときは、脱水が進行している可能性があります。

  • 口の中が乾く、唾液が少ない

  • 頭がぼーっとする、集中できない

  • めまいや立ちくらみがある

  • 手足が冷たくなる

  • 尿の量が減る、色が濃くなる

  • 便秘がちになる

  • 筋肉のけいれん(こむら返り)

  • 皮膚のハリがなくなる(つまんだ皮膚が戻りにくい)

高齢者では、倦怠感や食欲不振といった一見関係のなさそうな症状から始まることもあります。

脱水症状の分類

種類

特徴

① 高張性脱水

水分の喪失が電解質よりも多い(発熱、下痢など)

② 低張性脱水

電解質の喪失が水分よりも多い(利尿剤使用など)

③ 等張性脱水

水と電解質が同じ比率で失われる(大量出血、激しい嘔吐など)

治療の際には、どのタイプの脱水かを見極めることが非常に大切です。

脱水の検査と評価

当院では、脱水の程度や原因を把握するために、以下の検査を行います。

1. 問診

  • いつからどのような症状があるか

  • 発熱・下痢・嘔吐の有無

  • 水分摂取量の変化

  • 服用中の薬(利尿剤など)

2. 身体所見

  • 皮膚や口腔内の乾燥

  • 血圧の変化(起立性低血圧など)

  • 脈拍や意識レベルの確認

3. 検査

  • 血液検査:電解質(ナトリウム、カリウム)、BUN、クレアチニン、血糖など

  • 尿検査:尿比重や浸透圧による脱水の評価

高齢者や基礎疾患のある方では、脱水が重篤化しやすいため、早期の検査が重要です。

脱水の治療

軽度~中等度の脱水

  • 経口補水液(OS-1など)による水分補給

  • スポーツドリンクは糖分が多いため注意が必要

  • こまめな飲水(1回に大量ではなく数回に分けて)

重度の脱水

  • 点滴による補液(ナトリウム、カリウムの調整)

  • 背景にある感染症や発熱、腎機能障害の治療

当院では症状に応じて点滴室をご用意し、速やかに対応いたします。

脱水の予防と日常生活での注意点

  • のどが渇く前にこまめに水分を摂る

  • 高齢者は「水分を取る習慣」を意識的に作る

  • 下痢や嘔吐、発熱のときは意識して補水する

  • 屋外活動時は日差しや気温に注意し、塩分も補給

  • 利尿剤などを使用中の方は脱水に注意し、医師と相談を

フローラ太田小通りクリニックでは、患者さん一人ひとりの生活スタイルに合わせた予防アドバイスも行っています。

脱水症状についてのよくある質問

Q1. 脱水は夏だけ気をつければいいのですか?
A1. いいえ。冬でも暖房や乾燥により水分が失われやすく、注意が必要です。

Q2. 喉が乾いてから飲めばいいのでは?
A2. 喉の渇きを感じる時点で、すでに軽度の脱水が始まっていることがあります。予防的な飲水が大切です。

Q3. 高齢者が水分をあまりとりたがりません。どうすれば?
A3. 食事にスープを加えたり、ゼリーや果物など水分を含む食品を活用するのも効果的です。

Q4. 飲みすぎても問題はないのですか?
A4. 腎機能や心臓に問題のある方では、水分制限が必要なこともあります。医師にご相談ください。

院長より

脱水症状は、気づかぬうちに進行し、時には命にかかわる深刻な状態になることもある症状です。特にご高齢の方や持病のある方、体力の弱った方にとっては、早めの対応が重要です。

私たちフローラ太田小通りクリニックでは、脱水の予防から治療まで一貫してサポートできる体制を整えております。水分補給に不安のある方、下痢・嘔吐が続いている方は、どうぞお早めにご相談ください。

 

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