褐色尿
尿の色は、健康状態を知らせるバロメーターの一つです。通常、尿は淡黄色から麦わら色をしていますが、色が濃くなり、まるで麦茶やコーラのような褐色を呈することがあります。これが褐色尿です。褐色尿は、一見すると「少し濃い尿かな?」と見過ごされがちですが、放置すると重大な疾患につながる可能性もあります。そのため、褐色尿に気づいたら、早めに医療機関を受診することが大切です。
フローラ太田小通りクリニックでは、内科、泌尿器科、整形外科の専門医が連携し、患者さんの症状に合わせた適切な診療を提供しています。褐色尿の原因を特定し、早期発見・早期治療につなげるために、丁寧な問診と必要な検査を行います。また、リハビリテーション科も併設しており、原因疾患によっては、リハビリテーションによる機能回復もサポートいたします。
褐色尿の原因
褐色尿の原因は多岐にわたります。主な原因としては、以下のものが挙げられます。
肝臓・胆道の病気
肝臓や胆道の病気によって、ビリルビンという物質が血液中に増え、尿に排泄されることで褐色尿になることがあります。代表的な疾患としては、以下のようなものがあります。
- 肝炎
- 肝硬変
- 胆道閉塞
- 胆石
腎臓の病気
腎臓の病気によって、血液中の老廃物が十分にろ過されず、尿に混ざることで褐色尿になることがあります。代表的な疾患としては、以下のようなものがあります。
- 糸球体腎炎
- 腎盂腎炎
- 腎梗塞
溶血性貧血
溶血性貧血とは、赤血球が破壊されることで起こる貧血です。赤血球が破壊される際に、ヘモグロビンという物質が血液中に放出され、尿に排泄されることで褐色尿になることがあります。
筋肉の損傷
激しい運動や外傷などによって筋肉が損傷すると、ミオグロビンという物質が血液中に放出され、尿に排泄されることで褐色尿になることがあります。この状態を横紋筋融解症といいます。
薬剤
一部の薬剤は、副作用として褐色尿を引き起こすことがあります。代表的な薬剤としては、以下のようなものがあります。
- 抗マラリア薬
- 抗生物質
- 一部の便秘薬
脱水
脱水状態になると、尿が濃縮され、褐色尿になることがあります。特に、発熱や下痢、嘔吐などによって水分が失われた場合は、脱水に注意が必要です。
褐色尿によって引き起こされる病気
褐色尿は、上記のような病気の症状として現れることがあります。そのため、褐色尿に気づいたら、原因となっている病気を特定し、適切な治療を受けることが大切です。放置すると、腎不全や肝不全などの重篤な状態に進行する可能性もあります。
褐色尿の処置や治療法
褐色尿の処置や治療法は、原因によって異なります。当院では、患者さんの症状や検査結果に基づいて、最適な治療法をご提案いたします。
肝臓・胆道の病気の場合
肝炎や肝硬変などの肝臓の病気の場合は、薬物療法や食事療法などを行います。胆道閉塞や胆石の場合は、手術が必要になることもあります。当院では、必要に応じて専門の医療機関と連携し、スムーズな治療を受けていただけるようサポートいたします。
腎臓の病気の場合
糸球体腎炎や腎盂腎炎などの腎臓の病気の場合は、薬物療法や食事療法などを行います。腎不全の場合は、透析が必要になることもあります。当院では、腎臓専門医と連携し、患者さんに最適な治療を提供いたします。
溶血性貧血の場合
溶血性貧血の場合は、原因となっている疾患の治療を行います。重症の場合は、輸血が必要になることもあります。
筋肉の損傷(横紋筋融解症)の場合
横紋筋融解症の場合は、脱水の改善や腎機能の保護を行います。重症の場合は、透析が必要になることもあります。
薬剤の場合
薬剤が原因の場合は、原因となっている薬剤の使用を中止します。必要に応じて、代替薬を検討します。
脱水の場合
脱水の場合は、水分補給を行います。経口摂取が困難な場合は、点滴を行います。
褐色尿についてのよくある質問
Q1. 褐色尿が出たら、すぐに病院を受診する必要がありますか?
A1. はい、早めに受診することをおすすめします。褐色尿は、重大な疾患のサインである可能性もあります。早期発見・早期治療が大切です。
Q2. どんな検査をするのですか?
A2. 尿検査、血液検査、腹部超音波検査などを行います。必要に応じて、CT検査やMRI検査を行うこともあります。
Q3. 治療期間はどのくらいですか?
A3. 治療期間は、原因となっている疾患によって異なります。数週間で治るものもあれば、長期的な治療が必要なものもあります。
Q4. 費用はどのくらいかかりますか?
A4. 検査内容や治療法によって異なります。保険診療の範囲内で治療を行いますので、ご安心ください。詳細については、受付でお気軽にお尋ねください。
当院の泌尿器科診療について
フローラ太田小通りクリニック泌尿器科では、日本泌尿器科学会専門医が、排尿に関するお悩みや、泌尿器科領域の疾患について、丁寧に診察いたします。褐色尿の原因を特定するための検査はもちろん、その後の治療についても、患者さん一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案いたします。泌尿器科というと、少し受診しにくいイメージがあるかもしれませんが、当院では、患者さんが安心して相談できるような雰囲気づくりを心がけています。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。
院長より
尿の色は、体からの大切なサインです。褐色尿は、見過ごされがちですが、放置すると重大な疾患につながる可能性もあります。当院では、内科、泌尿器科、整形外科の専門医が連携し、患者さんの症状に合わせた適切な診療を提供しています。何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。地域の皆様の健康をサポートできるよう、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。

